竹峯山大悲院華足寺

竹峯山大悲院 華足寺は真言宗智山派智積院の末寺であり、本尊は馬頭観世音菩薩である。坂上田村麻呂祈願の奥州七観音のひとつと伝えられる。

華足寺の山門は、寛政11年(1799)伊達家9代周宗公の祈願により建てられ、210年以上の歳月が立っている。平成4年10月、県有形文化財に指定された。
屋根は前に数回修理され、更に昭和51年に全部ふき替えした。その他は全部元のままの姿で、棟の魔除けの龍は対になっている。今日の日本では出来ないといわれる逸品である。

鱒淵馬頭観音春季例大祭

奥州七観音の1つに数えられる「竹峯山華足寺」は、およそ千二百年前、坂上田村麻呂が蝦夷征討で当地を訪れたさいに、戦没者や軍馬を慰める為に馬頭観世音堂を創建したのが始まりとされる。 毎年4月第4日曜日には春季例大祭があり、華足寺本尊が祀られる馬頭観世音堂において祈祷が行われる。例大祭は信仰する地域の人たちに支えられ継続されている。

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「米川の水かぶり」

八百年以上の受け継がれ、ユネスコ無形文化遺産に登録されたこの行事は毎年2月の初午の日に五日町の男たちによって行われる奇祭である。裸に藁で作った水かぶり装束を身に着け、顔に煤をぬった男たちは、大慈寺の秋葉山大権現に参拝し、神の使いに化身する。

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