カトリック米川教会

綱木沢の岩木屋敷小野寺家から昭和29年、「老聞並伝説記」という古書が発見された。この書には「三経塚の由来」という一項があり、綱木沢で享保のころキリシタン信者の処刑があったことが判明した。

当時仙台にいた小林有方司教が来村、この塚を見て120名の殉教地をこのままにしてはいけないと、カトリック教会建設を決意した。

司教は早速カナダへ飛び、各地で講演活動を行い厚意の寄付を集めたという。この寄付を基に昭和31年3月に修道院兼教会・保育院が新築落成した。

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「米川の水かぶり」

八百年以上の受け継がれ、ユネスコ無形文化遺産に登録されたこの行事は毎年2月の初午の日に五日町の男たちによって行われる奇祭である。裸に藁で作った水かぶり装束を身に着け、顔に煤をぬった男たちは、大慈寺の秋葉山大権現に参拝し、神の使いに化身する。

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