9月3日(上沢地区)、9月10日(米川地区)で味噌作り教室が開催されました。
前日の夕方くらいから水に浸しておいた(この辺では”うるかす”と言いますが(苦笑)豆を圧力鍋で
炊いていきます。圧が下がったところで煮汁をきり、45℃くらいまで冷まします。
炊いている間に講師先生 小野寺 勝正 氏 より味噌づくりの説明がありました。
圧力鍋の圧が下がったら煮汁をきり、45℃くらいまで冷ましていきます。
冷めたら、豆を潰していきます。今回は、人数が多かった為、業務用のひき肉機械を使いましたが、
フードプロセッサでも十分できます。
塩、麹を混ぜよく練って混ぜ合わせます。
程よく全体がなじんできたら、水を加えていきます。
水の量は適量(この辺では”やんべ”と言いますが(苦笑))だそうです。
出来上がりはこんな感じです。
炊く時間や蒸す時間を長くすれば赤茶に色が付くようですし、出来上がって常温保存すれば色づく
ようです。
冷蔵保存すると白味噌に仕上がるようです。
10日に一度、練り込んで手入れをします。
おいしい味噌が出来上がるには3ヶ月~6ヶ月くらいかかるようです。
今から楽しみです。
参加した皆さんは、「昔はどの家でも作ったねぇ」とか「味噌玉作って干したっちゃね」とか
「炊いた豆をおやつ代わりに食べだっちゃ」とか、昔を懐かしんでいました。
中には今でも味噌を作っているという方もいらっしゃいました。
作った味噌は参加者で均等に分けました。この時点ではまだ同じ味噌ですが、自宅に持ち帰り、
半年後には”おらいの味噌”(標準語では、わが家みたいな意味ですかね)に仕上がります。
絶対に同じ味にはならないそうです(不思議です)
参加者には、この味噌で何か一品料理を作ってきてほしいとお願いしています。
どんな”おらいのごっつぉう”(わがやのごちそう)になるのか楽しみです。