若草稲荷神社

若草神社

創建は天延3年(975)と伝わり、江戸時代には稲荷大明神宮と称した。祭神は衣・食・住の神で、古くから郷土の守護神として近郷近在の人々の信仰を集めた。

この森の東側は二股川の河原が下に見える急峻な崖になっている。大正13年、米川小学校の首藤清喜先生が過労により失明。この神社に開眼を祈願、教え子たちに手をとられ日参し、満願の日、下り道で転倒し崖を転げ落ちた。この時奇跡が起き、失明していた目が開眼したという実話がある。

師弟愛の鑑として大正14年、映画「黎明の郷」(監督・内田吐夢)となり、手記「開明坂」も出版され全国の人々に感動を与えた。

若草神社

紅葉の若草神社(動画)


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>「米川の水かぶり」

「米川の水かぶり」

2018に世界無形文化遺産に登録されたこの行事は毎年2月の初午の日に五日町の男たちによって行われる奇祭である。宿の菅原家で藁のしめ縄を各自で作り、裸に藁で作った水かぶり装束を身に着け、顔にすみをぬった男たちは、一斉に宿を出て大慈寺の火伏せの神である秋葉山大権現に参拝し、神の使いに化身する。

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