キリシタンの里まつり

この祭りは、キリシタンの遺跡文化や自然を活用した地域づくりをしようと、東和町キリシタンの里まつり実行委員会が、開催したものである。

キリシタン弾圧で120人が処刑され、殉教者40人が眠る海無沢(三経塚のひとつ)で行われる青空ミサには、多くの信者が訪れ賛美歌斉唱や聖書を朗読し、殉教者の霊を弔っている。

祭りは昭和57年、「三経塚殉教祭」として米川カトリック教会と信徒会が野外ミサを行ったのが始まりで、その後「米川キリシタンまつり」、更に昭和63年には「キリシタンの里まつり」と改名し、地域づくりとして多くの観光客を招き地場産品の即売やイベントが開催され賑わいをみせていた。(現在は行われていない)

キリシタンの里まつり
>「米川の水かぶり」

「米川の水かぶり」

2018に世界無形文化遺産に登録されたこの行事は毎年2月の初午の日に五日町の男たちによって行われる奇祭である。宿の菅原家で藁のしめ縄を各自で作り、裸に藁で作った水かぶり装束を身に着け、顔にすみをぬった男たちは、一斉に宿を出て大慈寺の火伏せの神である秋葉山大権現に参拝し、神の使いに化身する。

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