中学生が農業体験に訪れました

5月14~15日、中学生のファームステイの受け入れを行いました。
登米市グリーン・ツーリズム推進協議会では、毎年4~5校ほどの中学生を登米市内の農家で3~5人ずつ受け入れ、農作業の他、様々な農家の暮らしを体験してもらいます。
今回もその一環で、岩沼中学2年生145名が、市内33戸の家庭に1泊2日で滞在しました。

私もグリーン・ツーリズム推進協議会の一会員として、今回初めて中学生の受け入れをしました。
家は宿泊するには申し分ないですが、農業は自家用に少し野菜を作っているだけなので、作物を出荷している近隣の女性と共同で女子4名を受け入れました。

初日は昼食の後、野菜の定植をしてもらいました。
肥料を降った後、鍬で畝を立ててもらいます。みんな初めての体験でなかなか難しそうですが、2本目にはなかなか上達して来ました。
図8
苗を等間隔で置く人、穴を掘って苗を植える人、水をあげる人、とみんな手分けしながらどんどん植えていきます。
図7
大勢でするとあっという間に何本もの畝が苗で埋まりました。

その後、夕飯のおかずにキャベツや人参・水菜を収穫して、宿泊する我が家に向かいました。

夕食はバーベキューと野菜スープとサラダです。
家の裏の沢で収穫した野菜を洗います。
川の水のきれいさに驚き、喜んで洗ってくれました。
図6

その日はバーベキューはもちろん、ごはんやスープも全て薪で調理しました。
その合間に、お風呂も薪で沸かしました。

飯盒で炊いたごはんは美味しく、みんなお代わりしてました。

11264354_639802129452547_1919809535_n夜はオイルランプを手作りしてみました。
使い終わったてんぷら油をビンに入れ、紙袋の取っ手の紐を芯にして作ったものです。
家にあるもので簡単に作れる上に、長持ちし、大地震でない限り倒れる心配もなく、災害時はろうそくより役立ちそうです。
災害を意識して暮らす宮城県民にとって、家にあるもので光が灯せるという安心感は大きいです。

翌日は近くの道の駅で出荷作業を体験しました。
この日は何種類ものハーブの苗。
ポットにタグを付けたり、バーコードを出して貼り付けたり、お客さんに見えやすいように並べたり。
普段消費者には見えない舞台裏を経験しました。
図5

その後は近くの渓流へ行き、つりを体験。
図4

午後からは茶豆の選別作業をしてもらいました。
収穫した豆の中から、形や色の悪いものを取り除く作業ですが、人数が居たので短時間ではかどりました。
図9

今回は中学校の体験授業の一環で、職業としての農家を体験するという主旨でしたが、受け入れ側としては食料や水・燃料が身近に手に入る暮らし、そしてそれは災害など危機の時にも強いということを子どもたちに身をもって知ってもらいたいという思いもありました。
東京生まれの私から見ると、岩沼は田んぼや山が身近にある地域というイメージでしたが、田んぼや山が近くにあっても自然と共にある暮らしをしているわけではないと改めて感じました。
年の若い子どもたちに自然と人の関わり方をを伝えていくのも私たちの役割だと思います。